Settings (設定)
概要
Settings(設定)ウィジェットでは、アプリケーション全体の動作に関わる設定を管理します。オーディオデバイスの選択、キャリブレーション(校正)、表示言語やテーマの変更などはここで行います。
General (一般設定)
Language (言語)
アプリケーションの表示言語を変更します。変更を適用するにはアプリケーションの再起動が必要です。
Appearance (外観)
アプリケーションのテーマカラーを選択します。
- System: システムの設定に従います。
- Light: ライトテーマ(白基調)。
- Dark: ダークテーマ(黒基調)。
Screenshots (スクリーンショット)
各測定ウィジェットでスクリーンショットを撮影した際の保存先フォルダを指定します。「Browse...」ボタンでフォルダを選択できます。
FFT Optimization (FFT最適化)
FFT(高速フーリエ変換)の処理速度を向上させるための最適化を行います。
- Regenerate Optimization: 最適化処理を実行します。実行には数秒〜数分かかる場合があります。
- Include Huge Sizes: チェックを入れると、非常に大きなデータサイズ(最大4Mサンプル)の最適化も行います。処理に時間がかかりますが、巨大なFFTを行う場合に有利です。
Audio (オーディオ設定)
Audio Devices (オーディオデバイス)
使用する入出力デバイスを選択します。
- Input Device: 測定用マイクなどを接続した入力デバイスを選択します。
- Output Device: スピーカーなどを接続した出力デバイスを選択します。
- Refresh Devices: デバイスリストを更新します。
Audio Configuration (オーディオ構成)
- PipeWire / JACK Mode (Resident): Linux 環境で PipeWire や JACK を使用する場合に有効にします。チェックを入れると、ウィジェットをすべて閉じてもオーディオエンジンが動作し続け、外部パッチベイ(Graph など)でのルーティング接続が維持されます。
- Sample Rate: サンプリング周波数を選択します(例: 48000Hz, 192000Hz)。高精度な測定には可能な限り高いサンプリングレートを推奨します。
- Buffer Optimization: 用途に合わせたバッファサイズの最適化レベルを選択します。
- FAST / MINIMUM: レイテンシを抑えますが、高負荷時に音が途切れる可能性があります。
- STABLE: 推奨設定。安定性を重視します。
- LOW_FREQ / ULTRA: 低域の位相精度が重要な場合や、極めて高い安定性が必要な場合に使用します。
- Buffer Size: 実際のオーディオバッファのサイズです。Buffer Optimization で選択したレベルとサンプリングレートに基づいて自動的に計算されますが、"Custom" を選択して手動で設定することも可能です。
- Input/Output Channels: チャンネルモードを選択します(Stereo, Left, Right)。
Calibration (キャリブレーション)
測定精度を高めるための校正を行います。各項目の「Wizard」ボタンを押すと、対話形式で校正を行えます。
Calibration Profiles (キャリブレーションプロファイル)
現在の校正設定(Input Sensitivity, Output Gain, SPL Offsetなど)をプロファイルとして名前を付けて保存できます。 異なるオーディオインターフェースやマイクを使い分ける場合に、設定を素早く切り替えるのに便利です。 プロファイルには、保存時に使用していたデバイス名も記録されます。
- Select Profile: 保存済みのプロファイルを選択します。選択すると、そのプロファイルに紐付けられたデバイス名が表示されます。
- Load: 選択したプロファイルの設定を読み込み、現在の設定に適用します。
- Delete: 選択したプロファイルを削除します。
- Save As...: 現在の設定に新しい名前を付けて保存します。既存の名前を入力すると上書きされます。
Input Sensitivity (入力感度)
入力信号の電圧レベルを正しく表示するための設定です。「1.0 V/FS」は、デジタルフルスケール(0dBFS)の信号が入力されたとき、それが1.0Vであることを意味します。
- Wizard: 既知の電圧(例えば1Vrmsの正弦波)を入力し、その値を入力することで自動計算します。
Output Gain (出力ゲイン)
出力信号の電圧レベルを正しく制御するための設定です。「1.0 V/FS」は、デジタルフルスケール(0dBFS)の信号を出力したとき、端子電圧が1.0Vになることを意味します。
- Wizard: テスト信号(1kHz正弦波など)を出力し、テスターで電圧を測定して入力することで自動計算します。
SPL Offset (音圧レベル補正)
Sound Level Meter(騒音計)などで表示されるdB SPL値のオフセット(補正値)です。
- Wizard: スピーカーからノイズを出し、市販の騒音計で測った値(dB SPL)を入力することで、マイク感度を含めたトータルの補正値を自動計算します。