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Detachable Wrapper (ウィジェット切り離し)

概要

MeasureLabのほとんどのウィジェット(測定ツール)は、「Detachable Wrapper」と呼ばれる共通の枠組みで包まれています。 測定結果を保存するスクリーンショット機能や、画面レイアウトを自由に変更できるウィンドウ分離機能を提供します。

スペクトログラムやスペクトラムアナライザなど、どのツールを使っていても同じ操作感でデータの記録や配置換えが可能です。

操作方法

スクリーンショットの保存

ウィジェットの右上にある 「Screenshot」 アイコン(ツールチップで名称を確認できます)を押すと、そのウィジェットが現在表示している内容(グラフやグラフ部分のみ)を画像ファイル(PNG形式)として瞬時に保存します。

  • 保存先: 標準では、macOS は ~/Pictures/MeasureLab、Windows/Linux はアプリケーションルートの screenshots フォルダです。Settings から変更できます。
  • ファイル名: [ツール名]_[日付]_[時刻].png という形式で自動的に命名されます。
  • 用途: 実験レポートの作成、SNSへの投稿、測定結果の証跡(エビデンス)の記録に最適です。

ログの表示

ウィジェットの右上にある 「More」 メニューから 「Logs」 を選ぶと、アプリケーションのエラーや情報を表示するログビューアが開きます。

  • 用途: 測定中の警告やエラーの確認、デバッグ情報の取得に使用します。
  • 機能: 全てのログ、情報、警告、エラーのみなど、表示するログのレベルをフィルタリングできます。

ウィンドウの分割 (Split Window)

「Split Window」 ボタン(この機能に対応している一部のウィジェットのみ表示されます)を押すと、ウィジェットが「波形などのディスプレイ部」と「設定を行うコントロール部」の2つの独立したウィンドウに分割されます。

  • 用途: ディスプレイ部だけを全画面表示にして監視しつつ、コントロール部を別のモニターに置いて操作したい場合などに便利です。
  • 戻し方: 分割されたどちらかのウィンドウを閉じるか、元の場所にある 「Reattach All」 ボタンを押すと、元の1つのウィジェットに戻ります。
  • Menu Only からの呼び出し: 分割済みのツールをサイドバーでダブルクリックすると、ディスプレイ部とコントロール部の両方が前面に表示されます。

ウィンドウの分離

「Detach Window」 ボタンを押すと、そのウィジェットだけが独立した個別のウィンドウに飛び出します。

  • マルチモニターでの活用: 例えば、左側のメイン画面で信号の設定を変えながら、右側のサブ画面でスペクトラムの動きを全画面表示で監視する、といった使い方ができます。
  • ドッキングの復元: 分離されたウィンドウを閉じるか、メイン画面側の元の場所に表示されている 「Reattach」 ボタンを押すことで、元の位置にピタッと戻ります。

コンパクトモード (Compact Mode)

対応ウィジェットでは、共通ヘッダーに 「Compact」 ボタンが常時表示されます。メインウィンドウ内の通常表示では無効で、ウィンドウ分離または2窓分割中に有効になります。2窓分割中はディスプレイ側だけがコンパクト表示になります。

  • 省スペース表示: このボタンを押すと、ウィジェットが最小限のサイズになり、重要な数値情報(例えば、騒音計のSPL値、周波数カウンターのカウント値など)のみを大きく表示する「コンパクトモード」に切り替わります。
  • 自動リセット: 分離したウィンドウをメインウィンドウに再アタッチする(Reattachする)と、コンパクトモードは自動的に解除され、通常の詳細表示に戻ります。
  • フォーカス設計: キーボードショートカット('C' キーなど)で素早くコンパクトモードを切り替えられるよう、入力フォーカスのポリシーが最適化されています。

ウィジェットの共通レイアウト

スペクトログラムなどの各ウィジェットは、以下の3つのエリアで構成されています。

  1. 共通ヘッダー (Common Header): タイトル、More メニュー、スクリーンショット、コンパクト、分割、分離の各アイコンが並ぶエリアです。More メニューには Logs が表示されます。
  2. メイン表示エリア (Main Display Area): 波形やグラフ、数値が表示される最も重要なエリアです。
  3. コントロールエリア (Control Area): 設定(FFTサイズや平均化など)を変更するパネルです。

使用例

  • 一瞬の波形を逃さず記録: 興味深い現象が起きた瞬間に「Screenshot」を押して記録します。
  • 集中監視環境の構築: 「Detach Window」を使って、複数のアナライザを画面いっぱいに並べて表示します。