Detachable Wrapper (ウィジット切り離し)
概要
MeasureLabのほとんどのウィジット(測定ツール)は、「Detachable Wrapper」と呼ばれる共通の枠組みで包まれています。 これは単なる飾りではなく、測定結果を保存するスクリーンショット機能や、画面レイアウトを自由に変更できるウィンドウ分離機能を提供するための「多機能な枠」です。
スペクトログラムやスペクトラムアナライザなど、どのツールを使っていても同じ操作感でデータの記録や配置換えが可能です。
☕ コーヒーブレイク:自分だけの「コックピット」を作ろう
映画でよく見る、ハッカーや科学者がたくさんのモニターに囲まれて作業しているシーン。かっこいいですよね!
MeasureLabのウィジットは、最初は1つのメインウィンドウに収まっていますが、「Detach Window(切り離し)」ボタンを押すことで、それぞれの測定器を独立した小さなウィンドウとして画面の好きな場所に配置できます。 左の画面にはオシロスコープとシグナルジェネレータ、右の画面には巨大なスペクトラムアナライザを並べる...といった具合に、複数のモニターを使って自分だけの「実験室のコックピット」を自由に構築できるのが、この機能の最大の魅力です!
操作方法
スクリーンショットの保存
ウィジットの右上にある 「Screenshot」 ボタンを押すと、そのウィジットが現在表示している内容(グラフやグラフ部分のみ)を画像ファイル(PNG形式)として瞬時に保存します。
- 保存先: 標準では、実行ファイルと同じ階層にある
screenshotsフォルダに保存されます。 - ファイル名:
[ツール名]_[日付]_[時刻].pngという形式で自動的に命名されます。 - 用途: 実験レポートの作成、SNSへの投稿、測定結果の証跡(エビデンス)の記録に最適です。
ログの表示
ウィジットの右上にある 「Logs」 ボタンを押すと、アプリケーションのエラーや情報を表示するログビューアが開きます。
- 用途: 測定中の警告やエラーの確認、デバッグ情報の取得に使用します。
- 機能: 全てのログ、情報、警告、エラーのみなど、表示するログのレベルをフィルタリングできます。
ウィンドウの分離
「Detach Window」 ボタンを押すと、そのウィジットだけが独立した個別のウィンドウに飛び出します。
- マルチモニターでの活用: 例えば、左側のメイン画面で信号の設定を変えながら、右側のサブ画面でスペクトラムの動きを全画面表示で監視する、といった使い方ができます。
- ドッキングの復元: 分離されたウィンドウを閉じるか、メイン画面側の元の場所に表示されている 「Reattach」 ボタンを押すことで、元の位置にピタッと戻ります。
ウィジットの共通レイアウト
スペクトログラムなどの各ウィジットは、以下の3つのエリアで構成されています。
- 共通ヘッダー (Common Header): タイトル、ログ表示、スクリーンショット、分離ボタンが並ぶエリアです。
- メイン表示エリア (Main Display Area): 波形やグラフ、数値が表示される最も重要なエリアです。
- コントロールエリア (Control Area): 設定(FFTサイズや平均化など)を変更するパネルです。
使用例
- 一瞬の波形を逃さず記録: 興味深い現象が起きた瞬間に「Screenshot」を押して記録します。
- 集中監視環境の構築: 「Detach Window」を使って、複数のアナライザを画面いっぱいに並べて表示します。